育休から復職してみたものの、
「子どもとの時間がほとんどない」
「仕事についていけずストレスが大きい」
「二人目を考えているけど、この働き方では無理かも」
そんな思いから「退職」という選択を考えるママは少なくありません。
ここでは、実際に多くのママが育休明けに退職を決意する主な理由をまとめました。
同じように悩んでいる方は「自分だけじゃないんだ」と安心できるはずです。
育休明けに退職を考えるママが増えている理由
1. 子どもとの時間が少なすぎる
フルタイムで復職すると、朝は保育園の準備でバタバタ、帰宅後は夕食・お風呂・寝かしつけで一日があっという間に終わってしまいます。
子どもとゆっくり会話したり、一緒に遊ぶ時間はほとんど取れず、自分の時間もゼロに近い…。
この状況が続くと「何のために働いているのだろう」と疑問を感じ、家庭を優先したくなるのは自然な流れです。
2. 職場の変化に対応する負担
1年近く休んでいる間に、会社の状況は大きく変わります。
- 担当業務の内容が変わっている
- チームメンバーが入れ替わっている
- 新しいツールや制度が導入されている
こうした変化にキャッチアップするのは想像以上にストレスです。
さらに「育休中に迷惑をかけたから頑張らなきゃ」と自分を追い込んでしまうママも多く、結果的に退職を考えるきっかけになります。
私は8年間働き育休を取得したのですが、慣れた職場でも、約1年のブランクはとても大きいものでした。
3. 次の妊活・出産を考えている
「もう一人子どもが欲しい」と考えているママにとって、フルタイム勤務は大きなハードル。
妊活と仕事の両立は難しく、体調管理や通院との両立で無理をしてしまうことも。
実際に、妊活をきっかけに退職を決めるママは少なくありません。
家庭を優先し、次のライフステージを見据えて「今の働き方を手放す」という決断は、とても前向きな選択です。
私は30代半ばなので、出産のタイムリミットに焦りがあります。「子供は一人でいいや」と思う瞬間もありますが、心のどこかでまた赤ちゃんを抱っこしたい、娘がお姉ちゃんになる姿を見てみたいと思うのです。自分の人生を振り返った時に後悔しないように最良の選択をしていきましょう。
まとめ
育休明けに「退職したい」と思うのは、決して特別なことではありません。
むしろ、同じように悩み、家庭を優先する選択をするママは年々増えています。
- 子どもとの時間をもっと大切にしたい
- 職場の変化についていくのが正直つらい
- 二人目の妊活や出産を考えている
こうした気持ちはどれも自然で、母親だからこそ抱く真剣な思いです。
大切なのは「世間がどうか」ではなく、自分と家族にとって何が一番幸せかということ。
退職はキャリアの終わりではなく、新しい働き方やライフスタイルを始めるきっかけでもあります。
もし今、「家庭を優先したい」と強く感じているなら、その思いを信じて一歩を踏み出して大丈夫。
これから先の未来は、きっとあなたと家族にとってより豊かで温かいものになるはずです。